「お金が無いと死ぬしか無い?」ということは、以前から何度も書いています。
本当に、借金に追われ、働くあてもなく収入も無い状態では、思いつめるのもわかります。
ネットでも、さまざまな方の体験談が書かれていますね。
たいていは、借金か住宅ローンなどの高額なローンを抱えているケース。
◯母子家庭で働けない
◯両親を介護していて家から出られない
◯ハローワークに毎日のように行って面接を受けているけど、ことごとく落ちてしまって無職のまま
◯自分自身が病気で、とても外で働く体力が無い
などなど。
身につまされる体験談も多いです。
特に、旦那さんが早くに亡くなってしまって母子家庭となった母親は、一生懸命働いても、結局お金が足りなくてクレカで借金。
借金も100万円以上にふくれあがり、毎月5万円以上の支払いと家賃5万でそれだけで10万円の支払いになり、収入の15万円ではとても生活していけないという話。
お子さんも小さいし、働ける時間も限られているから、転職したくてもできないんだそうです。
その上、今の職場もクビを切られそうという状況に。
それでは、悲観的になってしまうのもわかります。
だけど、お子さんが居るから頑張れるということもありますよね。
今は、公的資金や生活保護に頼るのも大変な時代だけど、頼れるところには頼って、なんとか前向きに生きて欲しいと思います。
「前向きって言っても、とてもそんな気持ちになれないよ」という声が聞こえてきそうですね。
無責任かもしれませんが、「開き直る」これしかないです。
自殺したとしても、問題は解決しません。
自分が楽になるだけ、というか、自分だって「楽」にはならないでしょう。
とりあえず、「生きていればなんとかなる」んですから。
そりゃあ、苦しいですよ。
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私だって、多重債務をかかえ、両親が病気で、夫はうつ病、自分自身はパニック障害と「もう死ぬしかないか」という状況にまで追い詰められましたが・・・
最後は開き直りました。
だって、家族のためになんとかしたいと思っているのに、死んだら家族が悲しみますから。
悲しむだけではなく、経済的なことも含めて、家族に襲い掛かってしまうわけです。
電車に飛び込んだりしたら、下手したら損害賠償を請求されるかもしれないのです。
そんな状況を想像してみてください。
いくら自分が居なくなったからといって、家族が借金を抱えてしまうだけでも不憫なのに、そんなひどい目に遭わせることなんてできませんよね。
開き直って、体の力を抜くと、もうこれ以上落ちられないなというところまで落ちて行くような感覚に襲われます。
そして、その感覚というのは、ある種快感を伴うとでも言いましょうか、嫌な気持ちにはならないのです。
開き直りとは、こういうものなのでしょうね。
そうしたら、今度は上がるしかないですから。
少しづつでも上がっていけば、明るい日差しが見えてきます。
不思議なもので、悪いことが怒涛のごとく続けて起こった後には、良いことがやってくるもの。
私の場合は、ネットオークションに出品した物が、思わぬ高額で売れ、そこから少しづつですが、仕事もうまく行くようになった気がします。
メルカリとオークション形式で、高値が付くようになったので、昔のネットオークションよりも敷居が低いですよね。
少しでも利益が出たら、そこを取っ掛かりとして、踏ん張ってください。
なんて、知ったかぶりで言っているようですが、自殺の一歩手前まで言ったからこそわかることもあるのです。