借金があって死にたい?
「借金があって死にたい」という投書が多いですね。
まあ、これだけの不況ですから、一部のお金持ちを除いて、何かしらの借金を抱えているはずです。
お金を借りることは特別なことではありませんが、問題なのは「返せなくなったらどうしよう?」ということ。
誰でも最初は「返せるだろう」と思ってお金を借りますが、そのうち返せなくなります。
こんな体験談を聞いたことがあります。
“主人のお金の使い方があまりにも酷く、趣味のバイクや音楽に使うお金も趣味の範囲を超えています。
このままでは、生活費がなくなってしまうレベルなんです。
実は、生活費が足りなくて、夫に内緒ですでに100万円ほどの借金があるんですよ。
夫はいわゆる高給取りですが、独身時代にやっていた趣味を結婚後も続けることを条件に結婚したので、今さら「ダメ」とは言いにくくて。”
子供ができたら少しは変わるかな?と、淡い期待を抱いた自分が悪いのだから仕方がないと、借金を続けているみたいなのですが。
旦那さんは、子供と遊ぶのも面倒を見るのも率先してやるので、文句も言いづらいということですが、それとこれとは違いますよね。
結婚しているのに経済的観念が無いだけでも、すでに夫失格なのでは?と思ってしまいます。
「もうこのままでは離婚か破産しか無い」まで言っても生活を変えないのなら、別れるしか無いのでは?
なんて、他人事だから言えることで、子供が居て、子煩悩な旦那様で、愛情がまだ消えていないのであれば、とことん話し合うしか無いでしょう。
趣味に没頭するのも、すでにオタクと呼ばれるレベルになると、「少し趣味に使うお金を減らして」と言われても、なかなか改善できないのでしょうが、何度も話し合いを続けているうちに、折り合いがつくかもしれません。
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一番悪いのは、「私が悪いんだ」と思って我慢したり、こっそりと消費者金融から借金したりすること。
その結果、「借金も返せなくなり、もうどうしたらいいのかわからなくなってしまった」と死にたくなったりする人が、後をたたないのですから。
また、「働いても働いても貯金がたまらないし、大病をしたときの借金も残っていて、もうどうしていいかわかりません」という方もいらっしゃいます。
でも最近、「死にたいけど、どうせなら海外に移住したい」と思うようになったら、人生やり直せるような気がして、少し気持ちが明るくなりました、というんです。
今は、世界中で猛威を振るっている感染症が怖くてどこにも行けないけれど、「海外ならやり直せるかも」と考えるだけで、パーッと前が明るくなる、というのもわかります。
借金苦から逃れて海外移住?
今の日本では、「囲いのない牢屋にいるようなものだ」と言う人が多く、自由もなく、お金もなく、働いても税金で持っていかれてしまうのも事実です。
その場合、「海外で人生をやり直せるのでは?」と思いますし、実際に自己破産後に海外に移住した人も。
そうはいっても、やはり相当な覚悟が必要だと思いますよ。
比較的治安が良いと言われるマレーシアでも、現地の人からお金持ちと思われている日本人が犯罪に巻き込まれることがあります。
ただ、物価が安いので、月に10万円あれば悠々自適に暮らせますし、20万円あればメイド付きの広い家で悠々自適に暮らせます。
実際に行動に移すかどうかは自分次第ですが、現実逃避と言われても、海外で生活している自分を想像してみるのも悪くないと思いませんか?
最近は、海外移住は敷居が高いけど、気候の暖かい沖縄に移住する人も増えているようです。
沖縄に移住する人も増えている
確かに沖縄は暑いイメージがある割には、今年の猛暑でも気温が36度以上になることはなく、冬も暖かいので、お金をかけずに生活しやすいし、 海もきれいで地元の人たちも優しそう。と憧れるのはわかります。
その上、長寿県でもあるので、長生きも期待できそうですしね。
ただ、沖縄には魅力的な点がたくさんありますが、実際に生活してみると、良い点も悪い点も見えてきます。
特に台風シーズンは、慣れない人にとっては本当に地獄です。
また、東京よりも最低賃金が低く、働ける場所が少ない。
どこに住むにしても、この地に住みたいという強い気持ちと、地元の人々を大切にする気持ちがなければ、地元の人たちにとっては迷惑でしか無いのです。
聞くところによると、沖縄は本土から離れているため、破産したり犯罪を犯したりした人が逃げてくることが多いそうです。
他に行くところがないからといってここに来ても、うまくいかないのではないでしょうか?
海外に行くにしても、沖縄に行くにしても、今の生活から逃避するために利用すると、すぐに転落の道を歩むことになるでしょう。
「今までの自分を捨てて新しい人生を歩むんだ」という強い気持ちが無いと、どこに行っても失敗する未来は見えています。
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