生活保護を受けている人が、宝くじに当たったらどうなると思いますか?
生活保護費は打ち切られるでしょうね。
だけど、「1,200万もあるんだから、贅沢さえしなければ数年は生活していけるのでは?」と思うでしょう?
人間って欲の塊だから、やはり大金を目の前にすると、「少しくらいはいいか」と贅沢をしてしまうのですよ。
数年前のニュースですが、宝くじが当たったために生活保護費を打ち切られた男性の話です。
“この男性は、長年にわたって健康上の問題を抱えていたと仕事と年金(DWP)のための部門から複数の利点を受けていた。
しかし、宝くじの賞金を獲得した後、男性はDWPにそれらを宣言したことはなく、彼はわずか約2ヶ月で彼の賞金のすべてを費やした。
大金を動かしたために税務署から通報を受けたDWPが、彼の生活保護手当、住宅手当、住民税の減税を含めたほぼすべての手当を打ち切ったため、現在食べるものを買うのにも困る生活を送っているそうです。
彼の言い分はこうです。
「私は9月に宝くじに当選したのは事実だが、給付金の支払いのためにDWPに面接に行ったとき、私はまだ当選金を手にしていなかった。
実際には、私の貯金通帳はマイナスだったんだから。
私は私が宝くじに勝ったことをDWPに宣言しなければならなかったことを知らなかったんですよ。
書類には、私の人生の状況が変化した場合申告するように書いてあったけど、それ以外の具体的な詳細については書かれていなかったのです。
だから、私は私の2人の息子と私の娘の家族と私が獲得した賞金を分け合い、それぞれの家族の旅費も支払ってあげました。
また、クルーズ旅行やスペインのベニホルムへの旅行にも行き、使い勝手が悪く老朽化していたキッチンやリビング、バスルームなどの家をリフォームしました。
また、妻と私のために服を買ったり、近所の人や友人に金銭的な援助をしたりもしました。
そんなお金の使い方をしているうちに、2ヶ月も経たないうちに、私の賞金は消えてしまったんです。
世の中には、何億もの当選金を手にして豪華な生活を送っている人が居るのに、1,200万円で、ちょっとだけ良い思いをしたり、家族や周りの方々におすそ分けをしただけで、給付金がすべてカットされるのは不公平だと思います。」”
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確かに、生活保護を受けなければ暮らしていけない人が、生活保護費を打ち切られてしまっては生きていけないですよね。
今は、僅かな給付金で極貧生活を続けられているそうですが、やはり、お金のない人が棚からぼたもち式に大金を手にしてしまったら、嬉しくて使ってしまう気持ちもわかります。
とは言え、生活に困っている世帯ほど、大金が入ってもすぐには使わず、貯金することが大切なのかな?
まあ、1,000万円クラスのお金が入ってくることなんて、一生に一度あるかないかのことなので、「この際贅沢をしよう!」となってしまうのは自然なのかもしれませんね。
しかも、彼の場合は、自分だけで独り占めしないで、近所や友人にもお金を分け合っていたのだから、少しは情状酌量の余地がありそうですけど。
とにかく、「お金の無い時ほど、お金にはシビアになるべき」という教訓と受け止め、貯金に励むしかないのかな?