JUGEMテーマ:借金地獄
国民健康保険料滞納の記事を書いていたら、新しい土曜ドラマ「ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~」で、私達もお世話になった徴税吏員(ちょうぜいりいん)の話が扱われる、と聞いてびっくり。
しかも、主演はSexy Zoneの菊池風磨さん。
菊池さんと公務員のイメージが結びつかないのですが、きっと演技上手な彼のことだから、魅力的な徴税吏員を演じてくれることでしょう。
一般的には、税金の取り立て人のように思われていますが、そもそも、徴税吏員(ちょうぜいりいん)自体、耳慣れない言葉ですよね。
新しいドラマの取り組みとしても、非常に興味があります。
ちなみに、徴税吏員(ちょうぜいりいん)の仕事内容としては
「徴税吏員は、税金の取り立てを担当する役職で、仕事内容は、税務署や市役所などで行われる税金の収納業務です。
具体的には、納税者からの申告書や支払い通知書を受け取り、それに基づいて適切な手続きを行います。また、納税者からの相談や問い合わせにも応じ、税金に関する情報提供も行います。
徴税吏員は、公平かつ厳正な取り立てを行うことが求められます。そのため、納税者の情報を適切に管理し、正確な課税額を計算する能力が必要です。また、法律や制度の変更にも迅速に対応できるよう、常に最新の知識とスキルを磨く必要があります。
彼らの仕事は決して容易ではありませんが、社会全体の安定と発展に貢献する重要な役割です。徴税吏員の存在がなければ、国や地方自治体の財政は維持できず、公共サービスの提供も困難になってしまいます。」
ということ。
ただ、確かに、「払えないには訳がある」んですよ。
ということで、払えない側の体験談から得たことについて書きました。
国民健康保険を滞納したら?
国民健康保険料を滞納してしまったら、迷わずに、各市町村役場の相談窓口に行きましょう。
その結果、保険料自体が安くなる可能性もあります。
まず、滞納分の保険料と延滞料をどのように支払うか?の相談をし、まとめて支払うことができなければ、分納にも応じてもらえます。
保険証は、短期、または資格証明書というものに変わります。
短期は、一ヶ月ごと、あるいは3,4ヶ月程度に一度役場に行って、交付してもらうことになりますが、その間の支払いが滞ってしまえば、使えなくなることも。
最悪の場合は、債務者名義の財産から強制的に取り立てられるのですが、一度でも相談に行っていて、「支払う意志はある」ことを明確にしていれば、いきなり差し押さえられることは無いです。
取り上げられるのは、何も預金通帳のお金だけでなく、仕事に使う道具や最低限の衣類、寝具、調理器具なども滞納保険料を支払うために取り上げられるケースもあります。
短期保険証は、通常の保険証よりも期限が短いですが、医療機関で使用するには問題はありません。
保険料を一度滞納しただけでこのようなことになるのではなく、度重なる督促状に応じずに、催告書が届き「一度役所の市債権回収対策室窓口に来てほしい」と書かれている場合には、かなり深刻になっている、ということ。
すぐに窓口に相談に行かないと、お医者さんにもかかれない、なんていうことになってしまいます。
国民健康保険を安くする
国民健康保険に加入すると被保険者になるのですが、どのような人が被保険者になるのでしょうか?
会社勤めをしていたり、パートやアルバイトだったとしても、財政面が組合健保だったり、協会けんぽなどといった社会保険へ加入している場合は、保険料は会社が半分負担くれます。
だけど、社会保険に加入していない中小企業に勤めていたり、パートやアルバイトで加入できない、自営業者である、という方は、国民健康保険に加入しなければなりません。
この国民健康保険料って、地域によって金額に差があるのはご存知ですか?
田舎に引っ越して、「こんなに保険料が高いの?」と驚いたのですが、少子高齢化が進んでいる地域は、他よりも保険料がものすごく高いのです。
全国で比べても、保険料がもっとも高い地域と安い地域では、年間で数万円から数十万円の差がある、と言いますから、びっくりしてしまいます。
国民健康保険料を安くするために引っ越しをする、という方法も、あながち見当違いではないと思いますよ。
保険料が安い地域では、その他の税金も安くなる可能性も高いので。
引っ越してみたら良いところだった、なんていうおまけもあるかもしれません。
また、フリーランスで働いているのなら、それぞれ独自で運営している保険組合に加入できないか?聞いてみる方法もあります。
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国民健康保険未払いで引っ越し
滞納したまま引っ越しすることができないか?と思う人も多いようです。
確かに、国民健康保険料などの税金が未納でも、新しい引越し先に転居届さえ出せば、保険証は発行されます。
一見、「今までの滞納分は支払わなくてもいいの?ヤッタ~」となりそうですが、そうではありません。
忘れた頃に、今まで住んでいた役所から、滞納分の督促状が送られてくるのです。
しかも、期限付きで。
「○月○日までに支払わないと、財産を差し押さえますよ。」なんていう怖い文面であることも。
まあ、これは、何度住所変更先に連絡しても、ナシのつぶてであれば、ということなのですが。
ただ、今は、自治体もお金に余裕が無いところが多いので、差し押さえを辞さないところも増えているのは事実です。
遠くに引っ越しても差し押さえすることは可能なので、「逃げ切れた」とは思わない方が良いです。
電話でも郵送でも良いので、早めに以前住んでいた場所の役所に連絡を入れましょう。
まずは、滞納したことを侘びて、「今は支払えないが、少しづつでも支払う気持ちはある」ことを伝えることが、何よりも大切になります。
その上で、月々できる範囲で、支払いを続けることです。