「自己破産していても融資可能な消費者金融」とか「多重債務でも貸してくれる審査の甘い消費者金融」などの情報を求めている方がたくさんいらっしゃいます。
この世の中、「お金を借りたいけど借りられない」という「金融業者を探して迷子になっている人」が増えているはず。
一時、メルカリで現金を高く購入するなんていうことがありましたよね。
さすがに、すぐに出品禁止になりましたが、クレジットカードの現金化と同じで、損をしてでも現金を手に入れたい人が増えているんです。
まあ、出品する方も信じられませんが・・・
それでも、お金に困った人が街に溢れかえっていなければ、こんな騒動は起きないでしょう。
私も、多重債務時代には、GWの休みももちろん無かったですし、年末年始も地獄でしたね。
街にはジングルベルが鳴り、スーパーや商店街にはお正月用品が並び、人々の足取りも慌しくなる。
本来ならば、自分も慌しく年末の大掃除やお正月を迎える用意をしなければならないのですが、そんな気にもなれず。
というより、そんなことをしている場合ではなく、「とにかくどこかお金を貸してくれるところ」を探し回る日々でした。
もちろん、収入を増やすために副業もはじめ、少しは軌道に乗り始めていたのですが、借金の返済額がとにかく半端じゃなかったので、稼いでも稼いでも無くなってしまいます。
「明日の食べるものもないのに、どうやって年を越せば・・・」という思いで頭がいっぱいで。
子供のことを思うと、なんとかお正月らしいことのカケラでも味あわせてあげたい、と思うのですが、それも叶わず。
「お年玉」もあげられなかった覚えがあります。
子供心に「言ってはいけない」と思ったのか、子供達から催促されることはありませんでしたが・・・
本当に惨めな年の暮れ。
それに追い討ちをかけるように、税金の督促や公共料金の督促など。
電話がかかってくると、まず「何日までに支払う?」ということを問われるのですが、そんなことわかるわけないのです。
期限を切られたって、無いものは無いのですから。
それでも、ライフラインを切られたら生きていけませんから、必死で「とにかくもう少し待ってください」と頼み込む毎日。
途方に暮れるとはこのことで、すっかり「生きる望み」すら無くしていました。
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「あー、宝くじが当たったら」とか思いながらも、必死になって「ブラックでも貸してくれる消費者金融」を探し回っていましたね。
結局あるにはあったのですが、保証人を立てることが条件でした。
だけど、多重債務者が保証人をさがせるはずもなく、保証人紹介ビジネスに騙されたり・・・と。
やはり、債務整理をして一度リセットしてからなんとか生活を立て直そうと決心したのも、こんなことが続いたからなんです。
お金がないのに、お金をだまし取られるという経験も何度もしていますから。
お恥ずかしい話ですが、本当にお金が無いと思考回路も壊れてしまいます。
そんな時にはだまされやすいので注意したほうがいいですよ。
追記:今は、多重債務じゃなくても苦しい時代。
元に、若い方々が、派遣切りにあったり、アルバイトの職が無くなったりして、食べるものはおろか、住むところまで無くなったりで、ホームレスになる人も増えているとか。
支援制度はあるのですが、こう長引くと「焼け石に水」状態で、「どうにかならないか?」と思いますよね。
いろいろ対策は練られていますが、仕事が無くなるのが致命傷です。
こんな時になぐさめは言いたくないのですが、とにかく支援の手があれば、恥ずかしいと思わないで利用し、何とか生き延びるしかないんですよね。
「その後のこと」を考えるためにも。